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2006年3月20日 (月)

進歩したのかしてないのか。

たまたまですが、NHKスペシャル 「復興への行進」 を見ました。

以下、Yahoo!番組表より。

昨年、アメリカを襲ったハリケーン「カトリーナ」により壊滅的な被害を受けたニューオーリンズを訪ね、復興の中で浮かび上がってきた人種差別と経済格差の現実を追う。ニューオーリンズでは50万人の市民が街を追われ、今も大部分の地域で復興のめどが立っていない。特に人口の3分の2を占める低所得者層の黒人たちは、住居や仕事を奪われた状態で厳しい避難生活を続けている。ジャズ発祥の地として知られるニューオーリンズでは毎年2月、黒人の子供たちが通う地元の学校のブラスバンドが先頭に立ち、盛大なパレードが行われてきた。しかし学校の再建は進まず、バンドのメンバーも離れ離れになっている。さらに被災者を支えてきた支援政策が打ち切られ始め、黒人たちは復興から取り残されようとしている。

ニューオーリンズに住む黒人たちが、
今回の大きな災害でどれだけ音楽を拠りどころにしているのかが痛いほど伝わってきました。

ニューオーリンズの黒人たちは、誰かが亡くなると、ジャズ・フューネラル(ジャズ葬)
その人を送り、その人が
天に迎えられたことを祝います。
ハリケーン「カトリーナ」の襲来後、
ハリケーンによって壊滅的な被害を受けた街の復興を願って、
”ニューオリンズの”ジャズ・フューネラルも行われたそうです。

一心不乱にバンドの指揮をとっていたドラムリードの男の子の、
まっすぐに前を見つめる真剣なまなざしが何よりも印象的でした。
私、中学校のときに吹奏楽をやってたので、
賭ける思いというのがすごく分かって、見ていて辛かったです・・・(T_T
以前観た、『ドラムライン』という映画を思い出しました。

気象衛星の画像が鮮明になって、気象予測のモデルが進歩して、
気象災害の発生を予測する技術は一昔前と比べて格段に向上しています。
昔だったら、カトリーナの勢力だって上陸前にあれほど正確に分かる術がありませんでしたから。
「なんかデカイのが来るぞ」くらいなもので。
それだけ人間の頭脳は進歩しているわけですけど、その情報を扱う人間を見ていると、
精神的には全く進歩していないんだなぁと思います。

ドラムライン  ドラムライン

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